こんにちは、コッチラボです

コッチラボは「やさしい未来へ」とつながるものを生み出し、社会にお届けすることをミッションとして掲げている食のブランドです。私たちが叶えたいのは、安心できること、ヘルシーであること、おいしくたのしく食べられること。食の自給率が高くなり、環境負荷は低くなり、生物の命がもっと尊重される社会。コッチラボは、そんな大きな夢を描きながら、伝統と新しさが混じり合う京都を拠点とし、原材料から十分にこだわった食品を日本各地へ、そして世界へと展開しています。

「コッチラボ」に込めた想い

2011年3月に発生した未曽有の災害、東日本大震災は日本社会に大きな影響を与えました。その後数年間、災害による直接的な被害だけでなく、日本が潜在的に抱えていた根源的な問題が多くの人にとって露わになり始め、とても重苦しい閉塞感が社会全体を覆っていたように思います。止めることができない大きな流れに対する虚無感を、喉の奥に刺さった小骨のように感じていました。

3.11から約1年半が過ぎた頃「やはり何か行動を起こさなければならない。社会に変革が必要な今こそ、希望のあるモノやサービスを作り出し、誰もが未来を選択できるようにしなければ。」という想いに駆られて、コッチラボを立ち上げました。
今のままだと「あっち」に行くしかないけれど、実は「こっち」に行くともっと良い世界になるよ、もう道も作ってあるよ、一緒に歩んで行きましょう、と指し示す。それがコッチラボの役割です。ロゴマークはその想いを込めたデザインになっています。

3.11以降、日本社会は苦難の道にあり、コロナ禍も経験しました。こうした状況だからこそ、同じように社会をよりよい場所に変えようと起業した方や事業を転換した方はたくさんいらっしゃいます。それはとても大切なことだと考えています。「こっち」への選択肢がたくさん生まれるほど、多様性が豊かになり、より踏ん張りの効く社会になるからです。
コッチラボもその一員として、この社会に生きる全ての人たちが、希望のある、やさしい未来を選びとれるための道を作っていきます。

コッチラボ株式会社
代表取締役社長 市川吉徳